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2025.06.18
学部?学科
    #文化総合学科

進学説明会へのご来場ありがとうございました

6月14日(土)に進学説明会が開催されました。
当日は天候にも恵まれ、多くの高校生や保護者の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
以下に、当日のプログラムの様子を報告させていただきます。

総合型入試?推薦入試の説明
平井(教員?日本史)から、総合型入試の課題レポートの作成やプレゼンテーションを行う際のポイント、総合型入試と学校型推薦入試の違いなど、両入試を中心とする年内入試についての説明がなされました。
教員による説明とともに、昨年度に総合型入試を受験した学生と教員のやり取りを通じて、総合型入試の課題に取り組む際のポイントや注意点を確認することができたかと思います。
最後に、進学説明会に先立って皆様から頂戴したご質問に回答いたしました。

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学生発表「南北朝の動乱とは何か」
昨年度、総合型入試を受験し合格した学生(現1年生)が、「南北朝の動乱とは何か」というテーマで自身の探究内容を発表しました。
発表はわかりやすく、丁寧で落ち着いた語り口が印象的でした。
総合型入試当日と同様に10分程度で行われた発表では、2019年の改元を契機に天皇制に関心を抱いたことが語られ、その上で、南北朝の動乱が皇統の分裂、武家社会の変化、そして幕府内の対立によって長期化した経緯が丁寧に分析されていました。
探究のまとめとしては、南北朝の動乱を親政と院政の「王権の態様をめぐる争い」と捉え、そこに武家社会の変容や内部抗争が絡むことで動乱が複雑化?長期化したことが論じられ、課題に真摯に向き合ってきた学びの深さがうかがえました。
また、発表後の教員との質疑応答も含めて、総合型入試当日の雰囲気を具体的にイメージできる貴重な機会となりました。

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学科個別相談コーナー
さらに、上記のプログラムの終了後に、個別相談コーナーを開設いたしました。
大学生活の様子を尋ねるもののほかに、総合型入試に関する質問も多く、関心の高さを窺い知ることができました。人文?社会科学に関するテーマを自分で設定し、その探求を行う総合型入試は、社会に起こる様々な問題をその背景から研究対象とする文化総合学科の特色を表す受験形態だといえます。
あらためて、多くの皆さまにご参加いただき、心よりお礼を申し上げます。今後の入試イベントを含め、皆さまにまたお会いできることを、学科スタッフ一同、楽しみにしております。

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今後の入試イベントに関するお知らせ ―夏のオープン?キャンパス―
7月20日(日)に開催される夏のオープン?キャンパスのプログラムは以下のものになります。
今回の進学説明会では総合型入試を中心に説明しましたが、夏のオープン?キャンパスでは、学科や一般入試の説明、体験授業などを行います。
学科紹介や体験授業を通して、学科での学びや普段の授業の様子を知ることができるかと思います。
今回の進学説明会に続き、皆さまのご来場をお待ちしております。

1、学科紹介?入試説明「文化総合学科を学ぶ」
2、学科教員と在学生の対談「文総での学びとキャリア」
3、真鶴(教員?法学)による体験授業「法の異文化研究―東西で異なる法のイメージ―」
     松本(教員?日本史)による体験授業「北海道から始まった伊能忠敬の測量―最新の地図はどのように作られたのか―」
4、学科教員?在学生による個別相談
5、キャンパス?ツアー